緑駅

(釧網本線・みどり) 2010年9月

川湯温泉方。
 
丁度峠にあたる。
 
民家ではありません。
札弦、網走方。信号所風。
すぐ近くまで浸蝕する植物に驚く。
 
構内踏切のある風景。
 
雲に霞む深山。オホーツク海に出るにはまだ遠い。
かなりの勾配に見える。
なんやかやと設備が多い。
信号機室かな。前玄関がついてる。
 
 
 
 
 
2001年の釧網本線70周年時に埋められタイムカプセル標を発見。
道民はたいがい花が好きである。
広い軒下付きの木造駅舎。
駅舎内にて。
長椅子であれば…。
ふだんは閉めるが、空気が悪かったので一時開放。
 
道内の無人駅につきものの啓発ポスター。 古風な手段。
静かに汽車を待つの画。
 
 
 
駅を出て。好天時にはすばらしいところとみえる。
まさかのトイレ。水場は安心。
近くに山も多いので。
駅名にちなんで。
多分駅庭だったのだろう。
緑駅駅舎その1.
その2.
3.
道民はゴルフが好きである。駅近パークゴルフは道内では少なくない。
しーん。
お手本のような駐車場。
塗っとるな。
駅舎遠景。
 
体育館。
花いっぱい運動、緑自治会とのこと。 もともとスキー場を軸にした小さな観光地。
中心街。
 
至駅。
網走方。
いかが?
緑郵便局。
交番。
この辺の民家。
これは道道で、裏手の国道の方が利用されるかと思う。
鳥よけでしょうね。
蓄電池設備。
 
昨夜前まで行った緑の湯。場所は駅からすぐ。
 
 
 
この前面に緑色が塗ってあるが、はげかかっていた。
その4.
網走経由留辺蘂行きが入線。知床斜里からやって来た編成。
 
 
 
 

 朝は早く起きた。まだ寝ていてもいい時間だが、外が灰色にすっかり明るい。小雨になっていたが、けっして完全にはやむことはないような降り方であった。暇に飽かして駅ノートを読むと、知らない単行者同士が雨の中駅舎で列車を待っていだが、うち一人が電源コードを堂々と使ってパソコンしていることに対し一方が苦言を申している内容が見つかる。男性が無口にウェブサイトを閲覧していたのに対し女性が苦言を呈したのが思い浮かぶようだった。  私は、こんなことしてても何の解決にもならない、と、ため息とともにノートを閉じ、外に出る。

 おもしろいのはやはり、みどり、という名だけあって駅前や町の歩道に緑のペンキを塗りたくっているところ。やはりそうしたくなるかという感じ。我々はこういう根拠ある設計、装飾、命名をしてしまうことに対し、たいへん弱いな。もちろん集落内のほんとうにきれいな木々や芝生と調和していてわるくはなかった。ちなみに駅名表示も緑色でみどり、となっていた。あくまで、何かしようという際にも、根拠がなければできないのか、或いは根拠のなさそうな表現は理解を拒むのかという私の個人的な悩みが少し頭を擡げただけだ。
 こうして辺りは妙にきれいに整備されていて、コテージ風の建物があったり、パターゴルフの芝生が眩しい。しかし昨夜同様、人の気配がまったくない。ホームから小さなスキー場が見えたので、例の湯と合わせて清里町の観光戦略なのかもしれない。
 このあたりの街道の集落は長い無人地帯を挟んでは群れて現れ、そして消えるというもので、小さくても貴重な中継ぎ地だと思う。

 さて、ずっと気になっていたのだが、これからこの駅始発の列車に乗るというのに、今も列車がない…つまりここは夜間滞泊などなく、知床斜里あたりからここまて回送して営業をはじめるようだ。滞泊がないのは駅舎を見てだいたい想像はついていたけど…。しかし北海道のことだからこんな駅でも駅務室を改装していて、運転士が一晩寝そうな気もした。それに乗り場は折り返し設備として再整備されているからね。

 列車は発車の20分前位から入ってきた。天気もすぐれないし、私はさっさと気動車に乗ってしまう。しかし運転士は別に怪しむこともなく、この列車は6時51分発網走方面、留辺蘂行きですの放送をこなし、しゃなりしゃなりと始発営業の準備をあれやこれやしていた。こういう疑わないところはいいな。あまり気にしない気質でもある。北海道は妙な行程の旅行者も少なくないから、もう慣れっこなのかもしれない。
 客は発車前に一人あった。時間を読んでいて、地の人だ。
 こうして意外にもスムーズに私は緑駅を発っただけに惜しいものがあった。




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