札弦駅

(釧網本線・さっつる) 2010年9月

ホームから見た札弦駅駅舎。1. ホームは砂利舗装。
かなりマイナーな駅。
緑方を望む。ここはもう知床斜里圏かなと。
何の工場だろうか。
緑方遠望。分岐の形跡。いつものパターン。
コスモスがきれいだった。9月なので。
犬走りが割れていてよい。たぶん鉄筋メッシュ入れてないんやろな。
駅舎内の様子。雨が降っているので助かることこの上なかった。 ご覧のように長椅子がないのでご注意をば。
あとはこんな感じ。トイレは外にあるが…。
斜里、網走方。樹はカイヅカイブキっぽいが、樹勢が全然違う。
 
やはり花がある。道内の人はほんと…。
雪積もるんやろな…。
札弦駅駅舎。2.
駅前通り…。
基礎が新しいので、古いものではない。遠矢と同じくらいか。
駅前斜里方の様子。
こうして芝生がきれいなのも道内の特徴。
 
なんというかオホーツク圏のまちは同じ道内でも少し趣きが異なる。
現役で活躍しているところもまだあるのではないかな。
至駅。
主要通り。
 
消防団と櫓。たぶん集落型の駅だったのだろう。
 
かつての駄菓子屋? ここが駅最寄りの自販機場所。
店はあんまなさそう。天気が悪うて申し訳ないが、しばし我慢を。
廃墟にコスモス。
 
つねにいろんなところに花がある。
 
その4.

 雨天に無理押しして朝に隣のさっつるに降りたが、両肘張ったような白塗りの木造舎が転がっている。この辺で気づくが、この清里や斜里は道内のほかのどことも違う。どうも空が不安になるくらいすっきりしすぎている気がする。つまり内陸でもなく、日本海側でもなく、交易の活発な室蘭のような海岸でもなく、そして根室でとも違う…つまり、これが鉄道で行くオホーツク地方なのだった。でもここはほんのその一部でしかない。そこには樺太や千島も含まれてくる。そういうところに交流がなくなったのも不思議といえばそうかもしれない。

 札弦は小さな集落だが、川湯から峠を抜けたところにある、きのう停まった緑よりは大きいところ。しかし緑の方が何か神秘的というか特異だった。地の名はさっつるの方がお気に入りである。

 登校時刻らしく、十人くらいの高校生が集まってきた。みんな口を利かぬ。出口で女子同士がおはようと一言だけ交わすくらいだった。私は小さな駅舎の物置を覗いて、シャベルなどを見て、置いておくことがどれほど助かるか考えた。作業者が道具を持ちまわれば備品投資は少なくて済むが、各駅に配備すれはとても楽になり、地元に任せることも考えられたりと対応に柔軟性も生まれる。そうしてそれはいちいち帳簿に記され、札弦駅、シャベル幾本とあるべきなのだろう。我々はこうして町に配備されている。けれど道具を持ちまわるのが、旅人というものさ。擦弦楽器という、思惟をめいめい抱いて…。




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