三ノ宮駅
灘から一駅間乗車して三ノ宮へ。 土休日ではない昼下がりだというのにものすごい人で、隣の灘駅とはあまりに違っていた。 またもう一つの隣の駅、元町駅のホームよりも混雑はひどいようである。 この駅に人が集中しているのだろうかと思った。 列車が去ってもあっという間に人が広いホームに溜り、 次から次へと人がエスカレーターでホームに浮き上がってくる。 秋の良く晴れた日に、多くの人が神戸に遊びに来たらしかった。
3・4番線ホーム
西出口階段手前から見える4番線からの風景。
三ノ宮駅からの風景といえば、これ。
ホーム姫路方向の端にある西口への階段。阪急電鉄との乗り換えに便利。
3・4番線ホームの風景。
人が途絶えることがない。
上の位置とあまり変わらないところから。
床はきれいにタイルが敷き詰められている。
駅名標に神戸市内の駅であることが案内されている。
ホーム中ほどから姫路方面を見て。中央口・東口への階段。
両出口は一つのコンコースから分かれている。
詰所前にて。ICOCAのチャージ機が設置されていた。
4番線中ほどから見えるポートライナー三ノ宮駅の側面。
併設されていることがすぐわかる。
特急「はまかぜ」と「スーパーはくと」の停車位置案内。
この喧騒の中、気動車特急「はまかぜ」はひとり山陰を目指す。
新しい待合所を姫路方向に見て。
このあたりまで来ると人も少なく、ホームの広さを感じられる。
ポートライナーの駅の側面が終わって垣間見える4番線からの風景。
ホーム大阪寄りから姫路方面を望む。
どこか懐かしい鉄骨作りの上屋だ。
1・2番線ホームを真横に見て。1番線の向こうを阪急電車が走っている。
1・2番線ホーム
1番線から姫路方面を見て。見えている車庫のようなものが阪急三ノ宮駅。
震災以後すっかり姿を変えたものの一つだ。
1番線からの風景。上り列車の車窓でおなじみの風景だろう。
1・2番線ホームを大阪方面に見て。
駅名標、時刻表、椅子が集中している。
出口案内板。それほど複雑ではないが、
阪急との乗り換えにあたっては西出口を使ったほうが便利。
西出口に直結する西口は、道路を挟んで向こう側に出るからだ。
1番線からの風景。
駅周辺の中でよく目立つレンガ造りのビル。
ホーム事務室の出入口の前。このあたりに立っていると突然ドアが当たることがある。
この改正で長浜・敦賀間が直流化。
この表示の文字は線路側から読むように書かれてあった。
Kiosk側面。みやげ物として神戸の洋菓子が並べられている。
Kiosk前。
向かいの3・4番線ホームにはKioskではなくDaily-inが入っていた。
コンコースと駅前
西口コンコース改札内
全体的に天井が低く、小さめのコンコースのため、 中央口改札外コンコースと違って気持ちが落ち着く。しかし利用者は多い。 階段を降りて左端に寄ると、 急に背の高いドーム状の細長い天井があり驚かされた。
1・2番線ホームへの階段の前。
3・4番線ホームへの階段の前。
全体的にかなり天井が低くい。
このコンコースにはDaily-inが入店していた。
西口改札。
柱を挟んだ左側の改札。
細長いドーム状の天井が不思議。ここだけ天井が高い。
中央口・東口コンコース改札内・改札外
この改札内からは、東口と、メインコンコースである中央口改札外に出られる。 西口改札内コンコースとは独立している。
3・4番線ホームへの階段の前。
エスカレーターは上下２本制。
1・2番線ホームへの階段の前。
人のためのロータリー。
左右に中央口・東口を配して見た改札内。
東口改札と改札内コンコース。
中央口改札と改札内コンコース。
中央口改札外
中央出口改札。駅員が有人改札の外に立っていることが多い。
券売機前。
中央出口改札前付近にて。柱上部の飾り模様と天井にある枠が凝ってある。
中央口コンコースを南方向に見て。
北方向にある出口前にて。出口前付近には神戸みやげを売る店があり賑わっていた。
待ち合わせの目印として使われる鈴。
鈴の下から北方向を見て。右奥に中央口改札。
南方向にある出口付近から北方向を見て。
また、英語を話している外国人にしばしば行き当たった。 神戸が国際的な港町でもあるからだろう。 コンコースを見渡すとビジネスで来た人より、遊びに来た人のほうがずっと多かった。 三宮の街はショッピングの楽しみを始め、見どころや遊びどころ満載の街なのだろう。
中央口から東口へ向かう通路。
この通路は昔の駅らしい雰囲気だった。
少し歩くと、右手にポートライナー三ノ宮駅入口が現れる。
東出口改札。
お手洗いへの通路は天井が低く幅が狭い。
途中左折すると、うどん・そばの店の前に出て、外へとつながる。
東出口改札が最寄となる、高速バス乗り場。
今は静かなこの広場も夜には活況を見せるのだろうか。
三ノ宮駅東口前。
東口前の回廊の風景。
1番線からよく見えた赤レンガのビル。
三ノ宮駅北側の風景。
北側から見た三ノ宮駅駅舎。
上の写真左側の部分。
南側から見た三ノ宮駅駅舎。
歩行者用デッキから見えるホームの様子が印象的。
デッキからは三宮交差点を俯瞰できる。
交差点前にて。目の前の建物は阪神電車三宮駅。
大阪・姫路ゆき、とビルに書かれていて、ここの私鉄らしい感じだ。
角から見る交差点が刺激的だった。
振り返った方向にある、阪神電車三宮駅入口、下り階段の屋根。
JR三ノ宮駅中央口から阪神に乗り継ぐときに便利。
JR高架下にて。
高架下に口をあけるJR三ノ宮駅コンコース入口。
通路を進むと中央口コンコースへ。
今はなにごともなかったかのように人々と自動車、鉄道が行き交う、 直截に震災を思い起こさせるものをなくした、新しい風景の中を、 今でも多くの人があのとき思いを胸にしまいながら歩いているのだろう、 と考えると、ここでは震災の事実が人の中にだけあるようで、 それゆえ都会における追悼の場が、街や駅の雑踏の中にだけあるようだった。
おなじ激しいゆれのなかで祈ったはずなのに、街の瓦解は100km先だった。 ゆれしか知らないために、この風景に喪失感がなく、 ゆれを知っているだけに、今の風景のどこかに自分との接点を求めたが、 そこにはただ新しいという雰囲気がガラス張りになっているだけだった。 しかし、この街の人たちの人波を泳いでいると、今も多くの人々が 思い出として心に残しているやわらかな街の風景の中を歩いている気になり、 あのときの私のゆれが、ようやく今の空間と接点を持ちかけたところ、 しだいにやわらかな街は揺れだし、音もなく崩れ、 今の新しい風景のある空間にその接点が写し取られた気がした。
私は少し人酔いしたのか、 しばしぼうっとしながらホームに上がると、 種別普通の列車が入り込んでドアを開けた。 降りた人は割といたが、乗る人は少なく、ドアはぽかんと口を開けているようだった。 種別が普通なら須磨に停まるなと思い、海岸に行くのを楽しみにした。
次に訪れた駅： 須磨駅